2015年2月18日水曜日

ジャンプがアメリカで読める!


 知りませんでした。

 アメリカに来てこんなに興奮したのは、ロサンゼルスでバリ男を食べて以来です(ラーメン in US 参照)。


 少年ジャンプが読みた過ぎて、ふとダメ元で「ジャンプ 電子」で検索したら、


電子版少年ジャンプを読む


 てのがふつうにヒットするじゃありませんか。
 さっそく定期購読申込み。ご丁寧にちょうど当方が渡米したあたりからバックナンバーが用意されてて、これはもう俺を寝かせない気か。興奮が収まらない(´Д`;)ハァハァ宿題やらないといけないのに(´Д`;)ハァハァ  興奮が収まらないよ(´Д`;)ハァハァ

 手始めに最新号をパラパラ見たら、ナルトが終了したことやハンターハンターが休載期間に突入したことは報道で聞いていたものの、半年以上のブランクがあるにもかかわらずそれ以外はあんまりラインナップが変わっていない印象。
 例によって凄まじい新陳代謝で次々に短期の打ち切りが起きていたのでしょう(=人=)合掌

 電子書籍なのでアンケートがないですね。今後こちらに読者がどんどんシフトしてったら、もうアンケート至上主義ではなくなるってことでしょうか。

 いずれにせよ、一週間の楽しみが増えました。ああ今日は良い日だ。

 なぜかヤングジャンプがないようなので、これも電子化して下さい。集英社様よろしくお願いします。アメリカ人にトーキョーグール読ませますんで。なにとぞなにとぞ。



 興奮のあまりしょうもないこと書いてしまった。
  

2015年2月15日日曜日

出願④(レジュメ)

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【MBA受験関連投稿】


Ⅰ.MBA受験全般
Ⅳ.出願関連
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 MBAの出願に必要な書類は、多くの場合、

・レジュメ(日本でいう履歴書にあたるものだが履歴書ではない)
・エッセイ(志望動機、自己PR等)
・推薦状2通(UCLAのように1通の学校もあれば、スタンフォードのように3通の学校も。)
TOEFLないしIELTSのスコア
GMATのスコア(GREで代替できる学校も。)
・学部の卒業証明・成績

この6点です(社費派遣の人はスポンサーシップレターを出すことも。)。
 ここではそのうち、レジュメについて当方の反省を書きます(この辺からますます当方の書きたかった自虐になります(笑))。

 某予備校の講師が、「出願書類は自分を売り込むパッケージである」と言っていました。レジュメやエッセイ、推薦状が一体となって出願者の人となりをあらわし、学校にアピールする材料になると。非常に最もらしい話ではありますし概ね正しいと思いますが、受験を終えてみて当方はこれは当てはまらない場合があると思いました。

 なんせ、面接に呼ぶ呼ばないの段階では明らかにエッセイを読んでいない学校があります。また、面接時も、面接官(アドミッション自らだったりMBAの2年生だったりします)はレジュメは手元に置いてましたが、既にエッセイを読んでいて、それに基づいて質問してくるようなことは稀でした(5校の面接のうち、既にエッセイに目を通し、エッセイに基づいて質問してくれた学校は1校だけです。)。

 係る観点から、レジュメはエッセイと同等かそれ以上に重要であり、且つたった一枚のレジュメ単体でも自分を十分にアピールできる材料として完結している必要があります。そもそもレジュメは、日本の履歴書と異なり、淡々と事実を書くのではなく、自己PRをかねているというのはMBA出願に限らずスタンダードです。残念ながら、当方には当時あまりその認識が無く、履歴書の英語版のノリでした…。


 当方の当時のレジュメ作成工程は、

1.1時間くらいで日本語でサクッと書いてみる
2.カウンセラーに見てもらう(「うん、いいんじゃない」という軽い反応)
3.GENGO(翻訳業者)にこれをぶん投げる
4.GENGOからあがってきた英語を軽くチェック(この手の英訳作業は同じバックグラウンドを持っていない人が行うと、本来言いたかったことからかけ離れた英文になることが往々にしてあります)
5.もう一度カウンセラーに見てもらう(「いいと思うけど、Resume Edge(レジュメ推敲業者)に一枚にしてもらって」)
6.Resume Edgeにぶん投げる
7.Resume Edgeで言い回しはレジュメの書式(後述)に直してもらったが、肝心の「一枚にしてくれ」という依頼を無視され、キレそうになりながら自分で一枚にする

これで終了です。

 自己PRはエッセイで語るので、多少意味が解りにくくても、単なる事実の羅列に近くても、まぁこれでいいかGMAT勉強したいし…重要なのはエッセイでしょ?)、と思っていました。こんな残念な出願者はほとんどいないとは思いますが、一応言っておくと、


これではよくないです。

 

 上述の通り、レジュメはエッセイ以上に重要です。また、レジュメには、

・主語は省略する
・一つの項目で2文以上にしない(「;」や分詞構文で繋げる)

<例>
Harvard Business School, Boston, MA←職場       May 2007 – June 2011←期間
Faculty Assistant←肩書
• Coordinated annual unit conference for 60+ MBA professors nationwide; designed and oversaw conference website; communicated with potential attendees; collaborated with HBS faculty and potential presenters
• Interacted with a diverse group of professors, executives and students
←職務の内容。一項目一文で動詞から書きはじめる。


といった書式上のルールや(この辺はさすがにResume Edgeが直してくれましたが)、

Action Verbを使う
・プロセスと結果を書く
・なるべく数字を盛り込んで自分の達成したことをクリアにする

などなど、コンテンツにおける常識があります。日本語サイトはあまりあてにならないので、少なくとも、

http://www.ocs.fas.harvard.edu/students/extension-careers/guides/ResumeCoverLetter.pdf
http://www.mbaadmissionsadvisors.com/how-to-write-a-resume-for-mba-admissions-applications/
http://www.mbaadmissionsadvisors.com/10-steps-admissions-guides/preparing-your-resume/

このあたりのサイトを参考にして一度仕上げたら、複数の人に見てもらって、各職務経験の記述から自分がアピールしたいことが伝わるか、全く異なるバックグラウンドの人が読んで意味が解るか等々、推敲に推敲を重ねることが望ましいです。
 また、最後にPDF化したら(PDF化の過程で様式がさりげなく変わってしまうことも。)自分で5回くらい読み返し、200%誤字がないこと、200%おかしなスペースが入ってないこと、200%おかしなフォントがないこと等々を隅々まで確認して最終版としましょう。

 MBAに入学すると、学校は学生のレジュメやカバーレター、面接対策を手厚く支援してくれるのですが、その中で自分のレジュメの改善余地の多さ(受験当時のレジュメのクソさ)に衝撃を受けました。

 
次の投稿(MBA関連):出願(エッセイ・推薦状)

 

2015年2月9日月曜日

出願③(米国MBA出願スケジュール)

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【MBA受験関連投稿】


Ⅰ.MBA受験全般
Ⅳ.出願関連
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 本来この投稿を「05. 出願関連」の最初に持ってくるべきでしたが、ここでは当方の出願スケジュールについて書いておきます。MBA受験全体のスケジュールは「MBA受験スケジュールと反省 」を参照下さい。

2013年 7月:カウンセラー決定
    同月:会社の元上司に今後推薦状の執筆をお願いすることになる旨頭出し
2013年 8月:GMAT660を元に出願校検討
2013年 9月:1校出願書類作成開始(最初の出願のため、やたらと時間がかかる。)
    同月:1校の推薦状執筆依頼
201310月:1校出願
201312月:GMATが660のままであるケースと700取れるケース、両方を視野に出願校検討
     同月:5校の推薦状執筆依頼
201312月末:5校の出願書類作成開始(GMATの対策に必死だったため、エッセイの検討にあまり時間を割けず。)
2014年 1月:5校出願
    同月:会社の元上司に1校の推薦状執筆依頼
2014年2月~:随時追加エッセイ提出
2014年 3月:1校出願書類作成開始
    同月:1校出願


 既に色々お調べの受験者は承知のことと思いますが、まず、米国MBA全体としてはだいたい、

入学前年9~10月:第一ラウンド出願締切
入学年1~2月(ほとんどの学校は1月):第二ラウンド出願締切
入学年3~5月:第三ラウンド出願締切

というスケジュールで動いています(中にはローリングと称して常時出願を受け付け、いつ締め切るか解らないような学校や、第三ラウンドが存在しない学校もあります。)。
 従って、8~9月までに必要なスコアが揃っていないと、第一ラウンドでの出願は現実的ではなくなります。より厳密に言うと、スコアの物理的到着は締切より遅れても受け付けてくれますし、そもそも物理的提出を求めていない学校もあるので、必要なスコアが出たことを締切前にWeb上で確認できれば出願に間に合わせることは可能です。しかし、(最初の出願では特に)自身のエッセイ作成や必要事項の入力に相応の時間を要するほか、推薦してくれる方にも推薦状の執筆に常識的な期間を設けなくてはいけません。
 当方は、8月末の時点でTOEFL102GMAT660という中途半端な状況だったので、カウンセラーと相談して、滑り止めになりそうだと判断した1校にだけ出願しました。なお、このタイミングで出願すると、面接が12~1月に入ってくるのでご注意下さい(当方はこれで死にそうになりました。人によっては面接対策にも相当の時間を要します。)。
 また、当方は、会社との関係で5月までに進学先を決定する必要があったので、4~5月の出願は不可能でした。

 ラウンドの検討に当たっては、スコアのアップデートを受け付けているかどうかや(公平性の観点から締め切り後はアップデートを一切受け付けていない学校がけっこうあります。アップデートしたければ後ろのラウンドにまわれと言われるケースもあります。)、各ラウンドで競争率がどのくらい違うかも考慮することになります。この辺は諸先輩やカウンセラーから情報収集しないとなかなか解らないと思いますが…。

 余談ですが、当方は、「出願フォーマットに入力されているスコアと物理的に届いたスコアが違う」と言われたことが2回あります。入力した情報はあとで自分でも確認できるので見てみたんですが、いずれも誤りはありませんでした。明らかに学校かGMACやETSの事務ミスなわけですが、アメリカの事務作業は往々にしてこういうクオリティであり、珍しい話ではないのでお気を付け下さい。



次の投稿(MBA関連):出願(レジュメ)


出願②(キャンパスビジットについて)

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【MBA受験関連投稿】


Ⅰ.MBA受験全般
Ⅳ.出願関連
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 先の投稿「出願①(学校選び等)」のとおり、当方はだいぶサクッと出願する学校を絞りましたが、これはあくまで当方のケースであり、参考にしてはいけません(笑)
 キャンパスビジットで何校も授業を傍聴したり、在校生や卒業生に直接会って話を聞いて学校を選ぶ受験者も数多くいます。
 ここでは、ちょっとキャンパスビジットについて書きます。といっても、当方は、時間的・金銭的制約から、キャンパスビジットはやらないと始めから決めていました。
 なので、在校生として、キャンパスビジットを受け入れる側になって感じたことをおもむろに書きます。


 まず、キャンパスビジットをするインターナショナルスチューデントは、(カナダやメキシコのような近場からくる学生を除くと)どうやら日本人くらいなので、やらなければ受からないという学校はほとんど無いと思います。しかし逆に、やれば対アドミッションとの関係で好印象なのは間違いないでしょう(ただし、対策不足やしょぼい英語力をアドミッションに披露すると、逆効果どころか一発アウトもあるようです。)。飛行機代を払って渡米できる人を熱意のある人とみなす、という発想はあまり好きではありませんが。下記では対アドミッション以外でどのようなメリットがあるか挙げていきます。
 
 
・街の雰囲気を見ることができる
 
 特に家族で転居する場合なんかは、配偶者や子供の生活環境を確認する上で、ビジットは極めて重要だと思います。日本食がすぐ手に入る、治安が良い、人が朗らか、保育所が近い、公園がある、緑が多い、意外と冬でも耐えられる、等々、生活する上で気になるファクターはビジットで確認できます。
 
・学生の質を見ることができる
 
 ディスカッションの豊富な授業に出てみれば、学生のレベルもなんとなく解ると思います。ここで感動する受験生も多いようです。
 
 
 
 一方で、ビジットするだけでは見えないだろうな、と感じる点もあります。
 
・カリキュラムの全体像は把握できない
 
 同じ学校でも、当然、レクチャー形式のクラスもあれば、ケースばっかりやるクラスもあります。ファイナンスのクラスもあれば、アントレのクラスもあります。1クラス見ただけでは、学校のカリキュラムの全体像の把握は不可能であり、逆に、あーこのクラスを傍聴したら誤解されちゃうかもな、と感じることもありました。もちろん、運よく気になってた教授の授業でも見れれば、学校選択やエッセイ、面接対策の観点で非常に有益な情報になり得ますが、どの授業を傍聴できるかはスケジュールとの兼ね合いもあります。更に、お目当ての教授の授業に出ても、ケースを読んできていることが前提になっており、何の話をしてるかさっぱりわからないという残念な事態もしばしば目にしました。
 
・学生の性格は見えない
 
 学生の質とは別に、学生の性格、雰囲気みたいな点も人によっては重要なファクターだと思います。しかしこれも1回ビジットしたくらいで見えるものではないと思いました。
 クラスとクラスの合間でシーンとしてる学校なんかおそらくないわけで、どこの学校でも表面的にはワイワイしてるんだと思います。
 グループワークで喧々諤々やるときや、試験対策・就職活動で互いがどう協力するか、あるいはしないのか、そういう差し迫った場面を見聞きしないと学生の性格面での本質は解らないだろうな、と感じています。

 
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