【MBA受験関連投稿】
Ⅰ.MBA受験全般
Ⅱ.TOEFL関連
TOEFL戦略①~③(セクション横断)
TOEFL戦略④~⑤(リーディング)
TOEFL戦略⑥~⑦(リスニング)
TOEFL戦略⑧~⑩(スピーキング)
TOEFL戦略⑪~⑬(ライティング)
TOEFL(その他情報)
Ⅲ.GMAT
Ⅳ.出願関連TOEFL戦略①~③(セクション横断)
TOEFL戦略④~⑤(リーディング)
TOEFL戦略⑥~⑦(リスニング)
TOEFL戦略⑧~⑩(スピーキング)
TOEFL戦略⑪~⑬(ライティング)
TOEFL(その他情報)
Ⅲ.GMAT
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前の投稿(TOEFL勉強法・戦略⑪(ライティング))で触れたとおり、Integratedには、リーディングパートをリスニングパートが否定しないことがまれにあります。当方は、全36回の受験の中で、2回だけこのタイプの問題に出会いました。2回とも問題は全く同じ(後述します)。
このタイプの問題に出会うと何が嫌かって、フォーマットがまともに使えなくなるんですね。言い回しを考えているだけで余計に時間を取られます。最初にこの問題に出会ったときに、WebTOEFLの葛山先生に、不躾ながら、このタイプの問題のフォーマットを作ってくれないかとお願いしてみたんですが、敢え無くお断りされました。ただ、現状としては、頻度があまり高くないので、今後、出現率が大きく上昇したり、TOEFLを受験できる回数が著しく制限されない限り、それほど気にしなくても良いと思います。
上述のとおり、この特殊パターンは当方の場合、出会った2回とも全く同じ問題でした。偶然なのか、この一題しか用意していないのかは定かではありません。
いずれにせよ、ライティングセクションに限らず、TOEFLでは同じ問題を使い回しており、故に実際の問題を再現している韓国のテキストを活用している人もいるんですね。当方は使わなかったので、多くは語れませんが、「TOEFL勉強法・戦略④(リーディング(勉強媒体))」でこれについて少し触れているので興味があればご参照ください。
さて、この問題の概要は下記のとおりです。受験後のメモと記憶で書いているので間違いがあるかもしれませんがご了承ください。
・リーディングパート
第一段落:その昔、古代ローマは大きく繁栄した。これには主に以下の3つの要因がある。
第二段落:強大な軍隊。古代ローマは戦いで支配した国から徴兵することでどんどん軍隊を強化していき、その軍隊が更なる領土拡大を可能にした。
第三段落:帝政。中央に集約された権力が、大規模なインフラ整備を可能とした。
第四段落:税制。市民からの大きな税収も、インフラ整備や国家の安定に資するものになった。
第五段落:しかし、これらのファクターは、ローマ崩壊の要因ともなった。
※通常のIntegratedは4段落構成なので、この第五段落で特殊タイプだと解ります。
・リスニングパート
リーディングにあるとおり、これらの3つのファクターは同時にローマ崩壊の要因ともなった。
第一に、支配した国から徴兵した軍隊。元々敵だった人々なので、ひとたびローマが弱体化すると、すぐに彼らに反乱を企てられた。
第二に、帝政。大きな権力は、王族による富の無駄遣いを助長させた。
第三に、税制。王族はやがて税率を大きく引き上げ、市民の生活は困窮した。
これらの理由により、やがてローマ帝国は滅亡した。
ざっくり言えばこんな感じだったかと思います。見ていただければわかる通り、通常の問題タイプに比してそれほど内容が難しくなるわけではないので、直面しても落ち着いて対応して下さい。
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