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高校で一切英語を勉強せず、完全に中卒レベルの英語力から対策をスタート(TOEICハイスコア375点(笑))。2014年夏から社費派遣で米国MBAに留学中。日本から連れてきた愛用枕だけがこの国で唯一の友達。真面目な投稿は諸先輩に任せるとして、このブログでは思ったことをゆるゆる書きます。

2015年1月24日土曜日

GMAT①(GMATと合格可能性について)

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【MBA受験関連投稿】


Ⅰ.MBA受験全般
Ⅳ.出願関連
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 多くのMBA受験生はGMATという試験を受ける必要があります(代替でGREを認めている学校もありますが、どういう評価を受けるのかはよく解りません。)。大学入試でいうセンター試験のような位置づけで、ネイティブ・ノンネイティブ共通の試験です。 
 GMATがどんな試験かは、「新テスト対応版 MBA留学 GMAT完全攻略」を読むとなんとなく解ると思います。
 ここでは、GMATのスコアと合格可能性について少し書きたいと思います。以下は、自身の経験や、当方が直接見てきた受験仲間・先輩の戦歴という極めて限られた情報に基づく所感です。また、合格可能性は、受験者のバックグラウンド等にも強く影響されますので、それらの点にご留意ください。

 

1.欧州か米国か

 欧州のMBAと米国のMBAを比較するとすれば、Financial Timesのランキングをベースにすることになりますが、仮に同程度のランキングであることが、同程度の合格難易度を示すとすれば、欧州のMBAの方がかなりGMATのスコアに寛大です。例えばIESE(スペイン)はMIT(米国)と同程度のランキングですが、GMAT660前後でIESEに合格している人は複数見受けられた一方、MITは660前後では面接にすら呼ばれないという状況でした(あくまで当方が直接見てきた結果に限った話です。)。
 もちろん、Financial Timesは英国の新聞なので、欧州のMBAがハイランクになるような基準でランキングを作っており、そもそも合格難易度とランキングが一致していない可能性はあります。

 

2.社費か私費か

 想像していたより社費派遣は有利になっていない印象です。特にUS Newsのランキングで一桁台の学校は、社費・私費に限らず、求められるGMATの水準は同程度だと感じました(逆に、ランキングが下がるほど、社費であることがインパクトを持っていると思います。)。学校側は卒業生が卒業後に得る給与水準をとても気にするわけですが(卒業生の給与水準はランキングに影響します)、ハイレベルの学校は、わざわざ社費派遣の者を確保しなくても、大半の学生がしっかりした就職先を確保できると考えており、社費派遣者にGMATで下駄をはかせるメリットはないと判断しているのかもしれません(入学者のGMATのスコアもランキングに影響します。)。

 

3.男性か女性か

 女性が有利です。勝手な推測ですが、GMATで20点くらい下駄をはかせてもらえる印象です。学校はクラスに多様性を持たせたい一方、受験者は男性が圧倒的に多いので、相対的に女性が有利になっているのだと思います。これも推測ですが、受験者としてマイナーな国籍を持つ人も相当程度有利になっていると思います。
 以下は、基本的に日本国籍の男性を前提に記述します。

 

4.純ドメか帰国子女か

 学校は、純ドメか帰国子女か、というよりはTOEFLのスコアや面接で受験者の英語力を確認し、ダメだと判断すればGMATに関係なく足切りしていると思います。逆に、英語力に問題はないと判断してくれれば、TOEFLのスコアが足を引っ張ることはないでしょう。
 ただし、一部の学校(特にハイランクの学校)は、例えGMATが700オーバーでも、TOEFLが100前後だとそれだけで面接にすら呼んでくれないので、TOEFLがネックになって英語力に対する学校側の懸念を払拭する機会を得られない場合があります。
 また、Mathを得意とする場合が多い純ドメ受験者と、Verbalを得意とする場合が多い帰国子女受験者で、GMATの対策の仕方、本番での戦い方が大きく異なります。

 


5.年齢と合格可能性の関係について

 受験者の間で言われる一般論としては、米国MBAなら30代は若干不利、30代後半はかなり不利、欧州MBAはあまり年齢を気にしない、という感じでしたが、そもそも当方の周りに30代後半の受験者がおらず、また、30代前半・GMAT700でハーバードに受かっている人もいたので、事実関係はよく解りません。

 

6.AGOSの出願結果参考データについて

 AGOS JAPANが毎年、受講者に合否とスコアを聞き取って、公表してくれています(「出願結果参考データ」)。これはとても有益な情報なので、もしご存じなければリンクを確認してください(登録が必要ですが、無料でできます。)。ただし、このデータが示すGMATと合否結果は、当方の感覚に比べるとやや楽観的で、鵜呑みにするのは危険です。
 おそらく主な理由は三つ。
第一に、一部の企業は特定の学校に毎年寄付金を積んでおり、当該企業からの受験者はほぼ無条件で寄付先の学校に合格します。
 第二に、合否結果が芳しくない受講生ほど、AGOSの聞き取りに答えていないと思われます。
第三に、特殊なバックグラウンドを有する受験者が存在します。例えば2014年のデータには、日本国籍でない者(おそらく受験者として相当程度マイノリティだと思われる国籍の者)が含まれています。そういう特殊な受験者がこのデータ中にどのくらいいるか不明ですが、分母が小さいので、1人いるだけでも、あるトップスクールの合格者が4人中1人から5人中2人になったりとか、GMATの最低ラインが700から650になったりとか、だいぶ印象が変わってきます。
 これらを踏まえ、あくまで参考として当該データをご活用ください。

 

7.ランキングとGMATの関係について

 当方は欧州MBAを全く視野に入れなかったので、US Newsのランキング(2014年3月版)をベースに見ていくと、8位のコロンビアから上は、GMATが700あっても、落ちる人の方が多いという印象です。TOEFL100点前後では面接にも呼んでくれない学校も見受けられます。逆に9位から14位くらいなら、繰り上がり合格も含めると700あれば五分五分以上の戦いができると思われます(このあたりから、社費派遣は私費受験者に比して若干有利な印象)。15位以下は、学校によっては660前後でも戦いになると思います(このあたりだと、そもそも私費受験者の出願自体が少なくなってきます。ただしこれは日本・韓国のみに言える特殊事情であり、他国からの受験者はほぼ私費です。)。
 もちろん、このランキングが合格難易度と正確に比例するわけではありませんし、学校ごとにGMATに対する比重や受験者とのフィット感等々は相当異なります。UCLA(16位)は面接にも呼ばれなかった受験者でも、NYU(10位)、ミシガン(11位)、テキサス(15位)あたりには普通に合格したり、スタンフォード(1位)に合格した受験者でも、Tuck(9位)やDuke(14位)は不合格だったというケースもありました。GMATは様々な要素の一つであり、680ではトップスクールはどこにも受からない、というわけではもちろんありません。
 ただし、当方の場合、出願した7校中3校は、出願の翌日や翌々日に面接のお呼びがかかりました。従ってそれらの学校は、明らかにその時点ではエッセイを読んでいません。また、そのタイミングで面接に呼ばれなかった4校のうち、1校は10月という早いタイミングの出願だったのでやや事情が異なります。そして残り3校のうち2校はそのまま最後まで呼ばれることなく不合格です(涙) かかる観点から、少なくとも面接に呼ぶかどうかのスクリーニング段階では、学校はGMATのスコアを相当程度重視していると思います。
 
 
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